冒険の書

サイトアフィリエイトについて書いています。

カードローンのアフィリエイトを取り組んで感じたメリットとデメリット

昨年の6月からカードローンジャンルに挑戦し始めて、公開サイト「カードローンのABC」などをブログで紹介しているためか、最近周りにもカードローンのジャンルを始めたという人が増えてきました。

正直僕なんてカードローンのアフィリエイトをしている中では、底辺的存在ですし、まだ始めて8ヶ月くらいですが、まぁ大変ですし色々と苦労しています。

「カードローンは稼げる!!」みたいな印象がやっぱりあると思うし、僕自身そう思って参入したので、今も続けていますが、簡単に稼げると思って軽い気持ちで参入すると憤死するんじゃないかと思いましたので、カードローンのアフィリエイトに取り組んでいて気づいたメリットとデメリットについて紹介します。

カードローンジャンルのメリット

報酬単価が高い

カードローンジャンルの魅力はやはり報酬の高さだと思います。申込系の案件で、特単が出れば15,000円~20,000円まで単価が伸びるため、爆発力は凄いと思います。

ただ、後で説明しますが、デフォルト単価はかなり低くなっていて、特単が取れないと他のジャンルよりも単価が低くなってしまうので、特単ありきで考える必要はあります。

キーワードの幅が広い

カードローンはキーワードの幅がとても広いと言われていますし、僕自身も広いなーと感じています。

「カードローン」「キャッシング」「消費者金融」など色々な呼び方もありますし、それに伴った複合ワードもあるため、検索のボリュームは違っても、色々狙えるところはあるなと感じています。

攻めるとこが多いため、このジャンルをやっている人は1ジャンルに絞ってやっているのかなーと思います。(修正などの手間がかかりすぎて他のジャンルに取り組めないのもあると思いますが...)

カードローンジャンルのデメリット

提携までのハードルが高い

まず、カードローンジャンルに参入して一番のネックとなるのが、提携までのハードルが高過ぎるということです。

消費者金融の場合、プロミスやモビットはまだASPに担当がついていればすぐに提携できますが、他の案件はかなり時間がかかることがあります。

僕は6月に一通り提携申請を出したのですが、ノーローンの提携は今月完了し、アイフルの提携に関してはまだできていません。

これが銀行のカードローンになると更に提携時間がかかるようになり、1案件を提携するのに3ヶ月~6ヶ月待たされるということはよくあるようです。

また、これは僕も失敗して知ったのですが、案件によって強いASPが違うため、他のASPに提携をお願いしたらすぐに審査が通ったということもありました。

僕もまだ提携できていない案件が多数あるのですが、まずは提携できないと売ることができないため、カードローンの場合はすぐに案件が揃えれず中々体制を整えることができません。

また、この提携というのは、サイト毎の提携となるので、サイトを量産しようと思うと、その度に提携申請を出す必要があるため、全てのサイトで提携するというのは至難の技だと思っています。

ただ、だからと言ってサイトを登録せずにタグを使い回していると、下記で紹介している、提携を解除されるリスクも出てきます。

提携解除のリスクが高い

提携のハードルが高いと言いましたが、せっかく提携できても提携を解除されるケースも多々あります。

僕がASPから連絡が来た、提携解除になるかもしれないという事例と、実際に提携解除になった事例を紹介します。

提携解除になるかもという警告がきたケース
  • 修正忘れ
  • タグの使い回し
  • 審査通過率が低い

まず一番多いのは、表記の修正を期日内に終わらせなかった場合、ASPからすぐに連絡が来て、広告主の温度感が高めになっていると言われます。

僕の場合は焦って即座に修正して連絡していたので提携解除とはなりませんでしたが、修正しなければ提携を解除されると思っていた方が良いでしょう。

修正は1サイトだけでなく、登録した全サイトに対して連絡が来るため、一気に来た時は投げ出したくなります。

そこで、サイトを登録せずに、提携できたサイトのタグを他サイトで使い回して使うというアイデアが浮かぶのですが、結構な確率でバレます。

わざわざリファラを隠してもバレてしまい、すぐに消さないと提携解除になるというメールを頂きました。

そして最後は、審査の通過率が低いからこのままだと提携解除になりますというご連絡をいただいたこともあります。

こればっかりは僕にどうしようもありません。ブラックなキーワードで引っ張っているわけでも無いですし、まだそんなに取れていない案件なので母数も少ないので、もう少し見守って下さいとしか言えません。

実際に提携解除になったケース
  • 半年間売上0のサイト

実際に提携解除になったケースは、提携申請をして、提携できたのですが、うまく上位表示できなかったサイトが、半年間売れていないという理由で提携解除されました。

これ、すでに捨ててたサイトだから良かったものの、ホワイトハットでサイトを作っていた場合は半年間売上が上がらないなんてことあると思うのですが、この場合も解除されてしまうのでしょうか。

相手の管理の負担を減らすためなんでしょうが、ちょっと酷いなと思いました。

サイトの修正が多い

サイトの修正に関しては、上記でも少し触れましたが、とにかく修正が多いです。一つの案件だけならいいのですが、大手消費者金融系、銀行系は全て修正が多いので、

提携している案件数×サイト数

の修正が来ます。初めのうちに一気に修正がきて、一通り修正をしてしまえば、後は表記が変更になった時などだけになるため、そこまで負担はかからないのですが、それでもちょくちょく修正依頼が来るので、その度投げ出したくなります。

成果条件が最初は成約ベースの案件がある

ノーローンやレイクは、提携できれば良く売れてくれる案件なんですが、最初は成果の地点が成約ベース、つまり、申込者が審査に通過したら確定という形の提携になります。

プロミス、アコム、モビットなどは、初めから申込ベースなので、承認率は高めなのですが、レイクとノーローンは、20%~30%くらいの承認率となってしまいます。

月に一定数以上獲得して、審査の通過率も問題無ければ申込ベースに変更してもらえるそうですが、最初は成約ベースで売上が伸びないにも関わらず売る必要があるので、収益を伸ばせず、我慢するしかありません。

デフォルト単価が低くなっている

メリットの部分で、カードローンは単価が高いと言いましたが、それは特単が出ていればの話です。

最近はデフォルト単価がどんどん下がっているようで、プロミスはデフォルトは2,000円、モビットは3,500円など、僕が始めた時よりも更に下がっているようです。

特単が出ればいきなり15,000円などに跳ね上がるため、一気に売上は伸びるのですが、デフォルト単価のままだと正直カードローンジャンルで戦えないと思います。

ではどうすれば特単がでるのかというと、方法は色々あるかもしれませんが、確実に言えるのは、

  • 件数を取ること
  • 激戦ワードで上位表示させること

の2つです。

案件毎に目安の件数があり、それをクリアしている場合は特単の交渉ができるそうですが、それだけの本数をデフォルト単価で取るのはもったいないと思いますので、手っ取り早いのは、ドブラックな手法でサイトを激戦ワードで上位表示させて、飛ぶ前に特単交渉をすることだと思います。

僕はこの方法で特単をもらう事ができました。一度特単をもらうことができたら、他のサイトにも単価を適用させてもらうことができるため、売上が伸びやすいです。

カードローンで売上を伸ばそうと思うと、特単をどうやって引き出すかが一番大事な点になってくると思います。

ライバルが強い

カードローンの関連のキーワードを検索していると、とにかくブラックなサイトばかりです。

元々カードローン系のクエリはブラックな上げ方をしている人が多いようですが、なんでこのサイトがこんなに上がってるねんみたいなサイトも多々あり、とにかく1ページ目が重いという印象があります。

もちろん他のジャンルでもそうかもしれませんが、大き目のワードを狙っても100位以内にも入らないことが多く、ここで今一番苦戦しています。

すぐペナる

何度か、気合いで上位表示させようとリンクを送りまくったことがありましたが、すぐにペナを受けました。

一回目は1週間、二回目は4日で飛びました。今は落ち着いていますが、去年の夏くらいから、そのクエリは上位表示されるとすぐに消えていくクエリだったのですが、完全に心を折られました。

逆SEOを受ける

金融系のサイトはよく逆SEOを受けると聞いていましたが、これは本当でした。

今あるキーワードで上位にいるサイトが、最近アダルト関連のリンク集から逆SEOを受けています。

これくらいで飛ばないとは思いますが、飛ぶまでガンガン逆SEOをされそうでビビってます。

上位表示して稼げるようになったとしても常にこういった恐怖と戦わなければいけないかもしれませんw

予算の関係で突然案件が止まる

最後は、12月になると、様々な案件で予算の縮小で突然案件がストップするということがありました。

毎年こんなことが起きているのかどうかは知りませんが、広告主側の予算都合で問答無用で案件が止まるようで、僕は大丈夫だったのですが、メイン案件が止まっていたら憤死でした。

まとめ

僕が取り組んでて気づいたカードローンジャンルのメリットとデメリットを紹介しましたが、数などを考えずに思いついたことを書いた結果、デメリットだらけになりました…

これは別にカードローンの参入障壁を上げようと思っているわけではありません(汗)

単純に、カードローンジャンルのメリットって売上の爆発力だけだと思いますし、提携や特単、修正などのハードルを乗り越えて、うまく上位表示させれば一気に稼げるジャンルなのは間違いないと思います。

これを魅力的と捉えるのか、面倒だし他のジャンルでコツコツやると考えるのかはその人の性格次第なのかなと思います。

個人的には、月100万円を目指すなら別のジャンルでも達成はできますし、カードローンジャンルをやるメリットはあまりないように思いますが、もっと上を狙うと考えている方にとっては、夢があるジャンルなんだろうなと思います。

僕自身まだまだなので、途中で憤死しないように諦めずに頑張ろうと思います。